てくてくブログ
2022.10.03
ものづくりのまち・小松のGEMBAに行ってみよう!(前編)
こんにちは。
今日は『GEMBAモノヅクリエキスポ2022』をPRするため、小松市内のあちこちに出没します!
『GEMBAモノヅクリエキスポ』は、日本を代表する伝統工芸から
世界シェアを誇る巨大メーカーまで、多種多様な産業がある小松市のさまざまな
ジャンルの工場や工房の「見学」と「体験」ができるオープンファクトリーイベントです。
きっかけになったのは、小松市が2016年に
「珠玉と歩む物語」小松 ~時の流れの中で磨き上げた石の文化~で、日本遺産に認定されたこと。
ここから「こまつものづくり未来塾」が誕生し、小松のものづくりを観光と未来のまちづくりに活用するためさまざまな活動を行っています。
『GEMBAモノヅクリエキスポ2022』の開催は11月3~6日です。
40近い工場と工房が参加します。
今年のテーマは「ちょっと、聞いてよ。俺たちの話」。
さまざまなモノが生み出される場所で、生産者や職人と交流し、普段あまり
聞くことのできない話をきくことができるちょっとトクベツな機会です。
『モノヅクリエキスポ』は、ただ見学や体験をするだけでなく、そうした経験を通して、
モノに込められた作り手の思いや小松の伝統・文化に触れることができます。
もしかしたら、将来の夢や目標が見つかるかもしれません!
今回、ポムポムプリンがうかがったのは、今年の『モノヅクリエキスポ』に
参加する工場、工房からピックアップした3か所です。どんな『GEMBA』か、まずはさらっとご紹介します♪
最初にお邪魔したのは、今江町にある『長池彩華堂』。
長池彩華堂は1966年創業。京都の老舗煎餅屋で修行した初代が、
ふるさとに戻って独立開業したのが最初なのだそうです。
現在も、甘じょっぱさがくせになる味噌煎餅や柴舟など、いろんな種類のお煎餅と
豆大福といった和菓子を製造、販売しています。
次にお邪魔したのは、九谷セラミック・ラボラトリーにも近い吉竹町の『(株)宮吉製陶』
ここは九谷焼の「素地」と呼ばれる焼き物を作っている窯元。
ここで単色に焼かれた皿や碗は、上絵師のところで鮮やかに色付けされるのだとか。
分業化された九谷焼の工程のひとつで、欠かせない大切な『GEMBA』です。
最後は月津町の『(株)武田工業所』
1万坪の広大な敷地に12の建物が並ぶ大きな工場です。
この工場では主に、コマツ粟津工場の製品パーツを製造しています。
組み立て、板金、溶接、塗装と、鉄工業のほとんどの仕事をこなせるオールラウンダー!
次は、この3つの場所で、どんなワークショップがあるのかをご紹介します。お楽しみに!
GEMBAモノヅクリエキスポ2022
開催:11月3日(木・祝日)~11月6日(月)
★10月4日より予約開始。詳細は公式HPにて
https://gemba-project.jp/