てくてくブログ
2023.05.31
雨にも負けない熱血レポート!
今年もこまつの誇り「お旅まつり」に行ってきました!
こんにちは。今年も小松を代表する祭礼「お旅まつり」が行われました。
「お旅まつり」は、毎年5月の第2金曜から日曜の3日間にわたって行われる
『菟橋(うはし)神社』と『本折日吉神社』の春季祭礼。
江戸時代から続く小松市が最も盛り上がるお祭りのひとつです。
今年の開催は5月12日(金)~14日(日)。
ポムポムプリンは、曳山曳揃えが予定されていた13日(土)に行ってきました!
曇天にも関わらず、駅前広場には日中からたくさんの人が!
学生・留学生のみなさんと歌舞伎ポーズ!皆ノリがいい♪
『GEMBAモノヅクリエキスポ2022』でお世話になった「長池彩華堂」の長池社長とも再会♪
この日の天気予報はあいにくの雨。予報通り、午後になるとポツポツ雨が降り始めました。
小松駅前で予定されていた曳山曳揃えは残念ながら中止。
市民がさまざまな思いを「口上」に乗せる口上大会も、『石川県小松市團十郎芸術劇場うらら』
に会場変更です。
『うらら』は今年3月に『石川県團十郎芸術劇場うらら』に名称変更されました。
そして、4月には十三代目市川團十郎白猿丈が名誉館長に就任致しました。
口上大会は大盛況!みんなカッコいい!
今年の参加は12組。それぞれがあふれる小松愛やまつりへの意気込みを熱く、熱く語っていました。
ステージと会場が一体となった熱気に、ポムポムプリンも大興奮!
「民謡で小松を元気したい!」と述べた民謡の団体のみなさん
新たに任命されたこまつ姫御前も、フレッシュに決意を表明
今年はみよっさが開館10周年。
これを記念して、会場では職員のみなさんが手作りの缶バッジを配布していました。
おしゃれなデザインの缶バッジ。どれにしようか迷っちゃいました。
口上大会で、仲良しのカブッキーにも会えました♪一緒に写真をパチリ
子供歌舞伎上演の前に、菟橋神社に参拝します。
菟橋神社は、地元では親しみを込めて「おすわさん」と呼ばれており、創建はなんと西暦704年とも、それより古いとも言われている歴史ある神社です。
雨の中でもたくさんの人が参拝していたよ
菟橋神社の神様にもご挨拶して、いよいよお待ちかね子供歌舞伎の鑑賞です♪
お旅まつりでの上演は、毎年曳山を持っている8町の内2町が当番で持ち回ります。
今年の当番町は大文字町と京町。雨天のため、それぞれの曳山小屋での上演です。
雨の中、開演30分前にも関わらず大文字町曳山小屋にはもう大勢の人が集まっていました。
大文字町の演目は『義経記』を題材にした「鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)」
の「今出川菊畑の場」です。
平安末期、源義経がまだ牛若丸と名乗っていた頃の話で、兵法学者 鬼一法眼から秘蔵の兵法書を
手に入れるために名前と身分を隠して潜入するというもの。
鬼一法眼の娘 皆鶴姫の牛若丸への恋心や源氏の忠心が描かれています。
小学生とは思えない繊細な表現力にびっくり!
京町の演目は「義経千本桜」の四段目「河連法眼館の場(かわつらほうげんやかたのば)」です。
吉野山の河連法眼館に身を寄せていた源義経のもとに現れた狐が主人公です。
狐は義経の家臣に化けており、その目的は、雨乞いのために殺された親狐の皮で作った鼓を持つ
静御前の守護。親子の愛情や義経の懐の広さが語られます。
大人も子どもも皆一丸となって作り上げます。
京町の子供たちも、大人顔負けの迫真の演技を披露してくれました。
雨脚が強くなっていても、テントの外には入り切らないほどの人が!
獅子舞も遅くまで街を回っていました。おつかれさまです!
コロナ禍以来、ほぼ例年通りに近い形でのお旅まつりの開催とあって、
多くの人が心の底からお祭りを楽しんでいる様子が見受けられました。
「来年こそは、曳山の曳揃えが見たいなぁ!」と願うポムポムプリンなのでした。
何回見ても感動する子供歌舞伎!来年も楽しみですね。