てくてくブログ
2021.08.12
海風がさわやか♪ 安宅町で1日過ごしたよ。
こんにちは♪
今日は小松市安宅町にある「安宅の関こまつ勧進帳の里」にやってきました♪
「安宅の関こまつ勧進帳の里」内の、「ATAKA CAFE」では、日本海を眺めながらお茶や軽食を楽しめます。
館内にはお土産売り場もあり、カブッキーグッズもたくさん!ついつい目移りしてしまう品揃えです。
そんな「勧進帳の里」の奥に進むと、勧進帳を身近に気軽に楽しめる「勧進帳ものがたり館」があります。勧進帳ものがたり館へ続く通路では、安宅のお祭りで実際に使われていた曳船を見ることができます。迫力満点!
安宅町と歌舞伎の勧進帳にはどういった関係があるのでしょう?
歌舞伎勧進帳は能「安宅」がもとになっていて、実は安宅町は、兄の源頼朝に追われる源義経が、家来の武蔵坊弁慶ら一行とともに富樫左衛門が守る安宅の関を命がけで通ろうとするストーリー能「安宅」や「勧進帳」の舞台なのです。
勧進帳ものがたり館では勧進帳のストーリーの解説や、登場人物の相関図、衣装展示のほか、2011 年に十二代目市川團十郎さん、十一代目市川海老蔵さんが演じた歌舞伎の映像も解説付きで見ることができるので、歌舞伎がはじめてという方でも気軽に勧進帳の世界を体験できます。
シアター以外にも、衣裳や隈取り体験ができる AR コーナーもあり、子どもから大人まで楽しめる展示や体験を通して歌舞伎・勧進帳を深く知ることができます。
ものがたり館では館内の展示についてスタッフが丁寧に案内してくれるので、知りたいことな ども質問してみましょう♪
少しのどが渇いたので、「勧進帳の里」内にある ATAKA CAFE に移動します。
ゆったりした空間の勧進帳の里、ATAKA CAFEでは時間を忘れてのんびり過ごすことができます。
安宅町は 2018 年に文化庁認定の日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間〜北前船寄港地・船主集落〜」の一つの寄港地として認定されていて、北前船で栄えた豪商の屋敷や文化財 に登録されている蔵や河道跡(こうどあと)など、歴史が色濃くのこる地です。
江戸時代中頃から明治時代にかけて北前船の寄港地として繁栄した安宅には、「船乗りの安全 祈願」として絵馬が奉納された「安宅住吉神社」や、安宅最大の廻船問屋が建てた来賓用の広間を移築した「料亭・長沖」などもあり、見所がいっぱいです。
ものがたり館で歌舞伎・勧進帳を、まちなか散歩で日本遺産・北前船についても知ることができる安宅のまち。1日いても飽きることのないまちです。カフェで一休みもできるので、是非足を運んでみてくださいね♪
安宅のまちでゆったり過ごそう♪
「安宅の関」こまつ勧進帳の里
小松市安宅町タ 140-4
TEL:0761-21-6734
営:うみのえき安宅(売店)9:00〜17:00、ATAKA CAFE 11:00〜21:00(LO.20:30) 休:水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
※ レンタサイクル貸し出しあり(うみのえき安宅)
TEL:0761-21-6734
営:9:00〜16:00(返却は 17:00 まで)
料:普通自転車 1 日 300 円/台
勧進帳ものがたり館
小松市安宅町タ 140-4(「安宅の関」こまつ勧進帳の里内) TEL:0761-21-6734
営:9:00〜17:00(入館は16:30 まで) 休:水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
料:大人 300 円、高校生以下 150 円